2012年12月31日月曜日

2012年総括

2012年をグラフで振り返る

年間走行距離は6,600km、累積標高は11万5,550mでした。

振り返ってみると、今年はUTMFを目指して来た時期とそれ以降で、トレランに対する姿勢に変化があった年だと感じています。


















1-3月はUTMFを走り切る脚をモノにするための【鍛錬期】。昨年末から月間距離600kmを目標に走行距離にこだわりました。未知の距離を走るためには、距離を踏んで脚の具合を実際に確かめるしか方法がありませんでした。とは言え、丸一日走れる時間もなく、細切れに走るしかない。細切れの600kmでどこまで通用するのか不安で一杯でした。

4-6月はいよいよUTMF本番【実戦期】。富士五湖で初の100km超えを経験出来たことで100マイルを走り切る自信をようやく持つことが出来ました。UTMFでは前半80kmまで腹を下しながらも何とか33時間台で完走。多くの仲間と「100マイル走破」という夢を叶えた瞬間でした。

7-9月はトレランシーズン本番までの【調整期】。涼しいキタタン、猛暑の信越を経ながら、引き続き走行距離600kmを踏んでいるものの、自分が本当に成長出来ているのか実感が持てず、練習の方向性に思い悩んだ時期でもありました。

10ー12月は、第二の【実戦期】思い切って練習量を減らしてレースに臨みました。そして12回目のハセツネ、持てる力を出し切りサブ11を達成することが出来ました。続く八ヶ岳ではマイナス10℃の極寒の世界で再び100マイルを完走することが出来、ロングトレイルに対する大きな自信に繋がりました。
同時に、自分の今の限界も垣間見えました。長い距離を踏んでいるだけでは伸びしろはないと。より速く走るためには練習の質を上げて行かなくてはと。テーマは「尻力」。11月より取り組み始めた坂ダッシュ。心肺機能と筋力を引き上げるための新たな【鍛錬期】に入りました。

こうして、UTMFを境にますますロングトレイルにのめり込み、新たな目標と手段に試行錯誤しながらも邁進することが出来たかなと思っています。未知だった100マイルは既知に変わりました。

今年も多くのトレラン仲間やラン仲間に恵まれ、本当にいい刺激を頂きました。トレイルの美しさを楽しむも走力向上を目指すも、自分が感じたことを近い価値観で見てくれる仲間が大勢いることは、本当に人生の財産だと思います。

また、仕事においても職場の仲間や上司に恵まれた一年でした。仕事が充実しているからこそランに打ち込むことが出来ました。頭の中は食べることか走ることで一杯で、本当申し訳ありません。

来年も全力で前に進みます。
どうぞ宜しくお願いいたします!

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