第11回みたけ山トレイルラン

12月12日（日）、みたけ山トレイルラン（15km）に行ってきました。

このレースで、今年はトレイル走り納め。

締め括りでもあるレースなのでしっかり気合い入れてレースに臨みました。

みたけ山トレイルランは、全長15kmのトレイルとしては短いけれど、

変化に富んだコース設定が魅力。

前半5km、標高400mから約850mまで一気に駆け上がるロードの激坂に始まり、

落ち葉ふかふかのトレイル、

足場の悪いガレ場、

風情漂う宿場街、

渓流の岩場を飛び越えるロックガーデン

等、さまざまなステージによって構成されていて目にも脚にも楽しませてくれます。

コースはコチラ。

自己申告タイム順にゼッケン番号が区分けされ、ゼッケン順に整列する。

ゼッケン番号1-30がエリート、31-150が上級者、150以降が一般とのこと。
私は43番。上級者といわれると余計に気合いが入る。

■リザルト

1時間21分30秒　総合30位（出走者879人中）　※PB更新（前回大会1時間25分07秒）

公式HPリザルトはコチラ。

平均HR172bpm

■レース展開

＜スタート~3km ロード激坂登り＞

スタート後のロード5km、標高400mから850mまで駆け上がる激坂。

ここでは登りの猛者と弱者の差が顕著に表れるが、私は後者。なんとか引き離されるまいと

粘ってついていく感じ。心拍数も175bpmを余裕で越えているが無理してついていく。

途中、女性1位と思われるランナーからも徐々に引き離されていく。

＜3km~7km 大塚山トレイル＞

ロードを登り切った後ケーブルカー駅を越えると、落ち葉敷き詰められたふかふかのトレイルが待っている。緩やかな傾斜。ここでは普段ロードで練習しているランニングフォームを実践。

平坦路でも背筋を伸ばしてやや前傾姿勢、腕の振りを意識して推進力を高める。

ここで5人程度抜いて、激坂登りの遅れを若干挽回す。

＜7km~12km ロックガーデン・鍋割山・奥の院＞

再び登りへ。

ロックガーデン。渓流流れる岩場を飛び越えて、レース最高峰鍋割山（1087m）を目指す。

1人、2人と登りとなると徐々に後続に抜かれていくものの、なす術なく自分のペースを守るのみ。

＜13km~15km 激坂下り~ゴール＞

登頂後は、トレイルの激坂下り。標高差1100弱から900mあたりまで一気に駆け下りる。

木の根やガレ場で足場が非常に悪い。

ここでも登り同様、ランナーによって下りの得意不得意が表れる。

ここではようやく前者の立場に。

下りの恐怖心を排して、斜面に対して垂直に位置するよう前傾姿勢を維持する。

スピードも出るが、それをしっかりコントロールできる態勢。

登りで抜かれたランナーを再び抜き返し、ゴール前の登りを目指す。

御岳神社のゴール前の登りで憧れのランナー、宮地藤雄さんに追いつく。

息も切れ切れになりながらもご挨拶。

まさか私のペースで追いつくはずがないと思ったら、脚の故障で本調子でないとのこと。

それでも最後登りでは離され、5秒遅れでゴール。

昨年のタイムより3分半短縮してPB達成。

今持てる力を出し切ったレースでした。

今年前半は、仕事の都合で思うように走れない時期が続いたり、距離稼ぎで質の高くない練習となってしまった。

ハセツネ後はその反省を生かし、キロ3分、キロ4分台のペース走やフォーム改善を練習に取り入れて試行錯誤。

その結果、徐々に成果が出始めてきました。

次のレースは、1月の湘南国際マラソン（フル）。

年末・正月もしっかり体調整え、いい形でサブスリーを目指したいと思います。