事故ではないが今春TTRでも。。。
またかっ、というのが正直な感想。
トレイルランで命を落とす方がいるのは非常に悲しい。
そして改めて、自分の好きなスポーツが危険と隣合わせであることを認識させられた。
トレイルランは、山を走るというスリリングで非日常的な世界を楽しめる半面、アクシデントが起きてしまった時、迅速に対応しきれない面もある。それは、広大で危険があるトレイルが舞台ゆえの難しさか。
大前提として、もともと危険で救助が困難なトレイル。
そこでトレイルレースをできる限り安全するにはどのようにすればよいのか。
・迷いにくいナビゲーションの設置
・事前のコース整備
・危険ポイントの注意喚起
・迅速な救助体制
・参加者によるセーフティラン
安全は、運営者だけではなく参加者でもつくるもの。
参加者が無理すれば、事故のリスクは高くなる。
下りをアグレッシブに攻めて、木の根につまづき怪我するリスクと
トレイルが細い区間での追い越しによる滑落のリスク
病気や体調不良による、レース中に体調が急変するリスク
軽量化のために装備の水を減らして、脱水症状になるリスク(※ルールでは2リットル以上推奨)
それぞれリスクの度合いも異なる。
少なくとも他人に迷惑をかけずに、自分の取れるリスクの範囲で走るしかない。
参加者による予防
運営者による予防と迅速な事後対応
それがあって初めて『安全』が保たれるのであろう。
トレイルランが盛り上がってきたこの時期、改めて参加者も運営者両者が『安全』に対して見直す必要があるのだと思う。
※
今回は赤い非常灯の数が少なかったり切れかかっていたりとの意見が、ハセツネの公式ブログにも多く寄せられていた。
私個人としては、参加した過去のレースを見る限り、さほど少なさを感じなかった。ひょっとしたら自分の慣れなのかもしれないが。
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