自分含めた利害関係者との打ち合わせで、こんな言葉を口にする。
「落とし処」
だいたいは関係者同士の利害が最初からかけ離れた時に使う言葉なのだが、実は使う機会が多い気がする。
打ち合わせの成果の度合いは、関係者のコメントでだいたい分かる。
1.「お互いハッピーだね!」
2.「これならいいね。」
3.「仕方ないか。」
4.「平行線だな」
上から成果の度合いを推し量ると
1.双方、利益が最大化された(落とし処1=最良のwin-win)
2.双方、損失より利益が上回った(落とし処2=普通のwin-win)
3.双方、損失が利益を上回った(落とし処3=妥協)
4.決裂した
自分はどこを目指すか?
誰もが�を目指すに違いない。
自分にとっての最良のゴールは誰でも書きたいはず。
でも意外と抜けているのが、相手のメリット。
最初から自分で不可侵な領域をがっちり作って守りに入ってしまうと、いかに守るか(攻めるか)の交渉に陥ってしまう。
「声のデカイ奴が勝つ」はその典型だろう。
組織ではそういうこともある程度必要だと思うが、所詮は限りある水場争いに勝ったに過ぎない。
その手法ばかりが身についてしまっては先が
持つまい。
少々脱線したが、
交渉ごとは力ではなく、相手をとことん知ることで初めて最良のwin-winが生まれるのだと私は信じている。
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