トレイルに限らず、レースにおいてエイドステーションはランナーのオアシス。
水や食糧、しかもそれが地元の特産品がだったりするとこれまた嬉しいものです。
おんたけウルトラでは、地元のトマトやキュウリが並び、
疲れた体にトマトが甘みが身に沁みました。
それに役員の方の応援でさらに元気と勇気をもらいます。
私にとって、エイドステーションはレースの楽しみのひとつでもあります。
では、エイドが充実していれば良い大会か?
う〜ん、私には割り切れないところがあります。
それは「エイドと装備のバランス」です。
装備の大半のウエイトを占める水と食糧。
エイドが多ければ多いほど装備は軽装で済むし、逆であれば装備は重くなる。
装備が軽いに超したことはないけど、それで良いのかほど良いのか?
そのバランスって大事じゃないかなって思います。
トレイルランというと私は
、山を走ることだけでなく、走りきるまでの必要装備をザックに背負うこともセットなのではと考えてしまいます。
必要な装備を見積もり、自らの装備で完走するのも醍醐味です。(もちろん、エイドがあれば必ず補給しますが。。。)
そういった意味では日本山岳耐久レースは、エイドの少ない大会。
エイドは、第二関門(約40キロ地点)の関門でスポーツドリンクか水1.5リットルの補給のみ。あとは数箇所の天然涌き水があるだけです。
だから、ほかのレースに比べて重装備になります。
そんなレースでもボトル1本で走ってしまう人も見かけるので、凄いなぁと思いますが、私には到底できません。。。
速く走るためには軽装する。
軽装すると自己補給できる量が減り、ガス欠や体調不良などレース停止のリスクを抱える。
リスクは体調や天候によっても変化する。
リスクの大小は人それぞれですが、
・コース特性(高低差、路面特性、コンディション)
・レース条件(ルール、エイドの数と内容)
・天候(天気、気温、湿度)
・体調
と4つの要素をしっかり把握したうえで、レースに臨むことが大事なんだと思います。
こういう評価軸でレースを整理してみると、特色が出て面白いかも知れませんね。
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