2009年9月4日金曜日

登りの極意

昨日のハセツネ座談会では佐藤英人さんといろいろお話することが出来ました。

私が一番聞きたかったのは、登りの強化方法。
そのまんまストレートにお聞きしました。

するとこんな答えが。
「走り込みをしっかりした上で、オプションとして体幹や
下半身を鍛えることですね。」

至ってシンプルな答えですが、トップランナーの方は必要なトレーニングを全部やっているんだと素直に納得。
何も登りだけに特化した話ではないんですね。


必要な要素は
・基本的な走力
・心肺機能
・ぶれない体幹

それを得るために
・日々のランニングで自分をオールアウトさせる。(力を出し切る)
・オールアウトを繰り返し、自分の限界値を上げる。
というプロセスが必要

やはり、成長に近道はないんですね。
確か、イチローが出ているCMでも
「確かな毎日の積み重ねでしか未来は作れない」
のようなメッセージがありました。

寝ぼけ眼で朝ランして距離だけ稼いでもダメということ。(反省!)
きつい筋力トレーニングなど皆無の私にはまだまだやるべきことがありそうです。

あと印象深かったのは、
トップランナーの練習方法はやり方こそ違えど、本質的な内容は同じということ。
練習方法など雑誌やサイトで良く取り上げられていますが、人によって微妙に違います。

「あの人のようになりたい」とアイテムや練習方法を型から取り入れるのもいいと思います。
ベストプラクティスのひとつですから。

ロードに比べるとまだ発展途上のトレイルラン。
見聞を広げて試行錯誤し、自分にあった練習法を見つけるのも楽しいかも知れません。

佐藤さんはひとつひとつの質問に熱心に答えていただき、とても参考になりました。

また、アドベンチャーレースのディレクターとしての楽しさや苦労(草刈りとか)お話を伺うことができました。
いつかはアドベンチャーレースに出てみたいと思います。


話は戻りますが、
登りの極意は、走り込みで鍛えられた脚と心肺、そして体幹を得ること
でしょうかね。

わかっとるわい、といわれそうですが、それはまた非常に得難いものです。

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